f15落下事故に関連して
「F15機外タンク落下事故に関する調査の中間報告」航空幕僚部(10月20日)が、行橋市から議員(基地対策特別委員)あてに届きました。以下の通りです。
1 今回の調査実施概要
⑴ 機体及び回収品の確認
⑵ 関係者からの聞き取り(当該操縦者、僚機操縦者等)
⑶ 当該機のフライトデータレコーダー等のデータ収集等
⑷ 当該機の整備記録の収集等
⑸ 気象、管制関連データの収集等
⑹ 当該機の燃料系統の機能試験
⑺ 当該機操縦者の健康状況、心理状況の確認
2 これまでに判明した事項等
⑴ 左機外タンクは破裂等(爆発を含む)の衝撃破壊の可能性が高し。このような衝撃破 壊の原因としては、タンクの過加圧、静電気又は敗戦短絡による発火などが想定可能
⑵ 操縦者による機外タンクの投棄操作は行われず
⑶ 当該機本体については、燃料供給に係る電気系統の点検及びエンジン試験運転に よる加圧系統点検で異常のないことを確認
3 現地調査の結果を踏まえた今後の対応
⑴ 機外タンク及びパイロンについては、分解検査等を通じて更に分析予定
⑵ これまでに収集したデータ及び回収品並びに関係者に対する聞き取り等に関する精 査
以上です。
私は詳しいことは分かりませんが、簡単には解明されていないということだと思います。
しかし、一川防衛相は飛行再開の話をはじめています。
F15が日常的に上空を飛行している築城基地周辺の私たちにとっては、とんでもない話です。安全が確認できずに飛行再開は、許せません。
今、築城基地はわずかな風の音も聞こえるほど、大変静かです。これが本来の状況なんです。